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GIOVANNI34

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日差しは夕方になるにつれて、もう一度だけ暑さを高めた。

そして一気に陽は沈む…。
海の水も少し水温を下げた。
この時感じる気化熱だけは体を冷やすだけだからいただけない…

初めて須磨に行ったのは、たしか中学生になった頃だった。
バスケ部の仲良しと二人、タイヤの細いロードレーサーの自転車で2号線を西に向かった。
それまでぼくにとって須磨は明石ぐらいの勢いで遠いイメージだった。

三宮、神戸、兵庫…
えっ、もう須磨?
実際は案外近いことにどれだけ驚いたか…

リーボックのハイカットに短パンでブレイクダンスの練習をしたりで海にも入らず、白い肌がほんのり赤くなっただけだった。

数年前タリスマンで働いてにいた頃は灘の家に帰るほうが近いのがわかりきっているのに、
3時前、わざわざ同僚の車にいっしょに乗り塩屋の家に泊めてもらいに行く。

朝方に戻る海辺のマンション、
カーテンすらないマンション…。

だらしないひと時が、果てしなく心地よかった。

“ザザザー、ザザザー”

押しては返す波の音が目覚まし代わりに、そして夏の陽射しもまた早く起きろと顔を撫でる…。

山下達郎、小比類巻かおるはFEN(Far East of Network)、いわゆる米軍放送で育つ。
関西人のぼくは吉本で育った…嘉門達夫がなんかで言っていたのを思い出す。

サーファーだった友人の地元の鎌倉の海みたいにこ洒落ていないけど、
ぼくは、あえて…
あえて須磨の海、そして須磨から明石に続く優しい瀬戸内のさざ波を大事にしたいと思った。

体を拭きながら、自分の肩口にくっついた海の匂いがが鼻腔に流れこむ…

“ジョバンニ、もう帰るの?”
海はぼくに語りかける。

“うん”
ぼくの言葉は悪気はないけど素っ気なかったかもしれない。

あんだけ暑い中戯れた仲なのに、ご飯ができたと親に早く帰りなさいって言われる子供みたいにぼくの去り際はあっさりしたものだったりする。

ふっと思った、もしかして海ってやつは共働きの家に生まれた鍵っ子みたいなものなのかも。

最後から二人目まで見送って寂しくないふりをしながら、最後の一人となる。

鍵っ子の首には、気の利いた首飾りとは似ても似つかないぶっちょう面な鍵という相棒がひとつ…だけ。

心配するな海くん、
また明日遊ぼうよ…
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