プロフィール

GIOVANNI34

Author:GIOVANNI34
チャオ!
人生楽しんでる?
ともに目を輝きませう!


最近の記事


最近のコメント


最近のトラックバック


月別アーカイブ


カテゴリー


FC2カウンター


ブロとも申請フォーム


フリーエリア


DATE: CATEGORY:スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
| BLOG TOP |
DATE: CATEGORY:
なるべく熱く細いお湯をコーヒーに流しこんだ。
膨らんだ豆から上がった香ばしい香りに包まれながら、ぼんやりしていた・・・。


そういえばパスカルはパンセ(フランス語の思想、思考のこと)の中で、
“人間は考える葦である”と言っていた。

あらためてどんな意味なんだろうと思って、少し意味を調べた・・・



人間はひとくきの葦に過ぎない。
自然の中で最も弱いものである。
だがそれは考える葦である。
彼を押しつぶすために、宇宙全体が武装するには及ばない。
蒸気や一滴の水でも彼を殺すのに充分である。
だが、たとい宇宙が彼を押しつぶしても、人間は彼を殺すものより尊いだろう。
何故なら、彼は自分が死ぬことと、宇宙の自分に対する優勢を知っているからである。
宇宙は何も知らない。
だから、われわれの尊厳のすべては、考えることのなかにある。

人間の偉大さは、自分の惨めなことを知っている点である。
樹木は自分の惨めなことを知らない。

・・・・と。

人一人の命は非常に微妙なバランスで生きています。
それに、そのバランスが崩れることも多いです。
しかしながら、考えるという能力があります。
これによって、人類は霊長類として地球に君臨しているわけです・・・
                          (web内での検索結果)




最近の猫などはとくに贅沢になっているとはいえ、犬や猫は毎日同じえさでも基本的に文句を言わない。
でも人間は違う、“食”だけでなくなにごとに対しても飽くなき欲求がある。

お茶席の亭主はひと時のために最善を尽くす、きっとこれでいいという妥協はない・・・

千利休でなくても、きっとこの気持ちは誰もがもっていい気がする。
どの場面のどの瞬間も・・・。

南京街近くで輪タクをしていたとき、冷える冬にブランケットを用意し忘れたことがあったのを思い出した。
自分の毎日、お客様のひと時・・・
喜んでいただきたい気持ちでいたのに、
寒かった思い出もいっしょにお土産に持って帰っていただいたことが心苦しかった。

スペシャルな存在にたどりつくのは簡単ではないけれど、二度目はなしにしようと思った。

合理性と効率を求めて・・・そんなことを口にするとドライに思えるかもしれないけれど、
でもパスカルの言葉を思うと案外辛口ではない気がした。

今晩夢の中でもう一度コーヒーを入れようと思った。
でもネルの上にはいつもの中挽きの豆ではなく、合理性と効率を入れる。
そして接するどなたにも、
喜んでもらいたいという飽くなき欲求を熱いお湯代わりに、細くゆっくりと“の”の字を書きたい。


そしてポトポトと流れてたまる・・・。



モラリストでいるのは理想でしかなくても、できもしないくせにと言われても、
考える葦でいたい。

生きるべき道を探しながら・・・。





| BLOG TOP |
DATE: CATEGORY:
雑誌“芸術新潮”をたまに目を通す。

巻頭ページから順にめくりながら、
とびっきりのアートたちに出会える事実はこのうえない喜びだったりする。

でも進むにつれ、品のないページになると思わず購入を躊躇することしばしば…
認めないわけではないが、
個人的にはあまりあからさまを好まないのは事実。

“これがゲージツだー!!”と口にした瞬間、
それはひとつのゲージツになるみたいだ。

そんな感じで、
他人の内面の発露を理解するのはなかなか困難だったりする。

たくさんの本を読み、たくさんの人と話し、
情報という要素を集合させることで人は一瞬一瞬の決断をしている。

“これっていいね!”

何人かが言えばそれはいいのかもしれない。
ダメなものをいいって何人かが言うと、
ダメって思いながら、
いいにカテゴライズしていく。
それぐらい情報操作はある意味簡単。
品がなさそうなものも、また人間が作り出しているものだからたまには触れてみよう。
好きにならなくても…

ぶれない感性を身にまとい、芸術…いや美術というやつに接したいと思う。

芸術、美術は無言で語るから、
ぼくは語らず、感じ、
作者と楽しく会話していければいいな。

そうだ土曜の夜に一枚の絵を誘おう…

“もしよかったらしっかり冷えたボンベイサファイヤのロックで語り合いませんか?”

“悪くないですね…”

“氷は多めに用意していただけますか?”

“多めに?”

“いける口なんでね…、それからきっと会話も弾む気がしますから…”

“あてはどうされますか?”

“あて?なにをおっしゃいます、
口さびしくなればチラッと神戸の夜景が見えればそれで十分ですよ”

“たまには青いボトルで透かして海の辺りを見るのもまた一興…”

“さっ、あなたは仕事をがんばりなさい、私はしっかり壁にかけられておきます”

“土曜の夜になって落ち着いたら、イスとボンベイを持ってお越しなさい。
そして朝まで話しましょう、
暗闇に夜景の灯りで少しだけ照らされた私を…

日が昇る寸前の私を…

そして日に照らされた私を…

光に移ろうすべての私を知ってみてください、
感じてみてください…

そして感想を聞かせてください。

いえ、言葉は要りません。
私は壁にかけられながら、貴方の鼓動を聞いています。
もしかすると、
まばたきをするのを忘れるかもしれません、
頭をかきむしるかもしれません、
爪をかみ出すかも…

私との会話が楽しくなければ、氷は多すぎたと思わせるかもしれません…

わかってとは言わないです、ただ…”

“ただ?”

“もしよければ、否定だけしないでいただければ少しありがたいかな…

とにかく今は土曜の夜を待ちましょう…”


そんな一枚の絵の思いに、待ち遠しさでぼくは目頭を熱くなった。

春の陽気への喜びよりも、
今は少し灯りを落とした部屋での語らいに思いをはせる…
| BLOG TOP |

copyright © ジョバンニの闊歩、闊歩神戸! all rights reserved.Powered by FC2ブログ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。